今回は、大阪大学の北川研究室を紹介します。
北川研究室では、NMR(核磁気共鳴)を用いた量子コンピュータの研究を行っています。
NMRは、量子ビットの初期化が非常に困難なことから、主に、初期化に向けた研究が行われています。
それ以外の点においては、他の量子コンピュータの研究の中では、比較的、実現可能性が高いとされています。
NMRでは、核スピンをQ-bitとして扱うので、この核スピンにRF照射を行い、それによる磁化の測定によって、スピンの操作を観測しています。
化学系の人がよく用いている装置でもあり、化学系の知識も必要になってきます。
しかし、電気系の領域であることもあり、共振器や、フィルターなどの開発なども行っているみたいです。
2010年7月30日金曜日
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