2010年7月30日金曜日

青柳研究室 - 東京工業大学大学院総合理工学研究科物理情報システム創造専攻

今回は、東京工業大学の青柳研究室を紹介します。

この研究室では、ナノエレクトロニクス、つまりは半導体の研究を行っており、ナノ構造を用いたさまざまなアプローチを行っています。
その中で、ナノ構造を用いた量子コンピューター実現への基礎研究も行っています。
GaNを用いた量子コンピュータの基本素子の開発や、量子ドット内単一電子スピンを用いる量子ビットの開発、選択成長法で作製したGaN量子ドット構造の開発など、ナノテクノロジーに基づいた、量子井戸による重ね合わせ状態をつくることによって、量子コンピュータに関する基礎研究を行っている。

固体の量子状態は、すぐに解けてしまうのがかなりの課題なので、これをうまく続けることができることが必要であると考えられています。

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